- 日本語プロンプトOKAdobe Firefly(商用利用OK・著作権配慮◎)
- 幅広いスタイルBing Image Creator(DALL-E 3エンジン・無料枠が広い)
- SNS・ブログ用Canva AI(テンプレ統合・即編集できる)
- 商用利用の注意無料プランは商用条件が異なる。記事中の比較表で必ず確認
「プリントやスライドに、ちょうどいい挿絵がなくて困る」。教材づくりで先生が地味に時間を取られるのが、この画像さがしです。フリー素材を探し回るより、AIで「ほしい絵」をその場で作ってしまうほうが、結局早いことが増えてきました。
結論から言うと、教材づくりに使うならまずは日本語で指示できて無料枠のある「Microsoft Designer」か「Canva AI」から始めるのが失敗しにくいです。この記事では、先生の教材・プリント・スライド素材づくりという目線で、無料で使えるAI画像ツール5つを整理します。
📌 使う前に
無料枠・生成上限・利用条件は変わります(本記事は2026年時点の目安)。最新は各サービス公式でご確認ください。また、教材に使う画像は特定のキャラ・作家・ロゴ・商標を狙って似せないこと、配布・掲示・外部提出は校内ルールを確認することが前提です。著作権まわりの考え方は授業でAI画像を使っていい?先生のための著作権入門にまとめています。
先に結論:教材づくりならこの順で試す
- まず1つなら → Microsoft Designer(Microsoftアカウントで即・日本語OK・挿絵向き)
- スライドまで一気に仕上げたい → Canva AI(生成→配置→文字入れが1画面)
- 権利に配慮した設計で選びたい → Adobe Firefly(権利クリアな素材で学習・月25クレジット無料)
- 毎日たくさん作りたい → Leonardo.Ai(毎日150トークン付与)
- スタイルを研究したい → Stable Diffusion(Web版)(モデル選択の自由度が高い)
迷ったら、Microsoftアカウントですぐ使えるMicrosoft Designerから触るのが一番ラクです。
一覧比較表(教材づくり目線)
| ツール | 無料枠の目安 | 日本語プロンプト | 教材での使いやすさ |
|---|---|---|---|
| Microsoft Designer | 1日15ブースト(高速枠) | ◯(日本語OK) | ◎ 挿絵・アイキャッチ向き |
| Canva AI(Magic Media) | 制限あり(枚数は公式確認) | ◎ | ◎ スライドに直接組める |
| Adobe Firefly | 月25クレジット | ◯ | ◯ 権利に配慮した設計 |
| Leonardo.Ai | 毎日150トークン | △(英語推奨) | ◯ モデル選択が豊富 |
| Stable Diffusion(Web版) | サイトごとに制限 | △(英語推奨) | △ スタイル研究向き |
1. Microsoft Designer(旧Bing Image Creator)
Microsoftが提供するDALL·E系の画像生成サービス。旧「Bing Image Creator」はMicrosoft DesignerおよびCopilotに統合されました。Microsoftアカウントさえあれば即使え、日本語の指示の理解度が高いのが先生向きです。「1日15ブースト」の高速生成枠が無料で付き、使い切っても低速で生成は続けられます。
教材での使いどころ:プリントの挿絵、スライドの表紙、季節のカット。「秋の遠足のやさしい水彩イラスト」のように日本語でそのまま頼めます。人物や著名キャラの生成規制は厳しめなので、その点は狙わない前提で使いましょう。
2. Canva AI(Magic Media)
デザインツールCanvaに組み込まれた画像生成機能。最大の強みは、生成した画像をそのままCanvaの編集画面に置いて、文字やレイアウトを重ねて1枚のスライド・プリントに仕上げられることです。
教材での使いどころ:私自身、オンライン授業のスライドの挿絵をCanva AIで作っています。「生成→配置→文字入れ」が1画面で終わるので、別ツールで画像だけ作るより格段に時短になります。日本語UI・日本語プロンプトに強く、非デザイナーでも完成品まで作りやすいのが先生に向いています。
公式:Canva(無料枠・商用範囲は公式のAI Product Termsで確認)
3. Adobe Firefly
Adobeの画像生成。学習データを権利がクリアな素材に限定していることを公式に打ち出しているのが特徴です。Adobe IDがあれば月25クレジットで試せます。ただし権利侵害時のIP補償は有料プラン向けで、無料枠は補償の対象外です。
教材での使いどころ:配布物や学校の外に出す可能性がある画像で、素材の出どころを気にしたいときの選択肢。無料枠は月25クレジットと少なめなので、常用より「ここぞ」の場面向きです。
4. Leonardo.Ai
イラスト・コンセプトアートで知られる生成プラットフォーム。毎日150トークンが無料で付与され、その範囲でいろいろなモデルを選んで生成できます。標準サイズなら1日あたり相当数を作れるため、たくさん試したい人向きです。
教材での使いどころ:イラスト系の素材をまとめて作りたいとき。ただしUIは英語中心で、無料プランは生成画像が公開扱いになるなど権利の扱いは公式で要確認。日本語で手軽に、という先生には上の3つのほうが向いています。
公式:Leonardo.Ai
5. Stable Diffusion(Web版)
オープンソースの定番モデル。ブラウザから無料で触れるWeb版が多数あり、アニメ系・水彩系など特定のスタイルに特化したモデルを選べるのが魅力です。反面、プロンプトは英語ベースで、商用可否や利用条件はモデルごとに異なります。
教材での使いどころ:「AI画像の仕組みを知りたい」「特定の画風を研究したい」先生向け。日常の教材づくりを手早く、という目的なら Microsoft Designer や Canva AI のほうが実用的です。
教材の用途別・おすすめ早見表
| やりたいこと | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| プリントの挿絵 | Microsoft Designer | 日本語で頼めて手軽 |
| スライドをまるごと作る | Canva AI | 生成〜配置〜文字入れが1画面 |
| 配布・掲示に使う画像 | Adobe Firefly | 権利に配慮した設計 |
| イラスト素材をたくさん | Leonardo.Ai | 毎日150トークン付与 |
| 画風・スタイルの研究 | Stable Diffusion Web版 | モデル選択の自由度 |
よくある質問(FAQ)
Q1. 本当に無料で使い続けられますか?
A. 生成上限の範囲内なら無料で続けられます。毎日たくさん作るなら、毎日150トークンが付与される Leonardo.Ai が続けやすいです。日常の教材づくりの量なら、Microsoft Designer や Canva AI の無料枠でおおむね足ります。
Q2. 作った画像はプリントで配ったり、学校HPに載せたりしていいですか?
A. 授業で見せるだけのときと、配布・掲示・外部提出とでは扱いが変わり得ます。使うツールの規約を確認し、配布・掲載する場合は校内の情報管理ルール・管理職に確認してから使ってください。考え方は著作権入門の記事にまとめています。
Q3. 日本語で指示しても大丈夫ですか?
A. Microsoft Designer・Canva AI・Adobe Firefly は日本語プロンプトの理解度が高いです。Leonardo.Ai や Stable Diffusion 系は英語のほうが意図を汲みやすいので、翻訳ツールで英訳する一手間が有効です。
Q4. 子どもに人気のキャラを教材に描かせてもいいですか?
A. 特定のキャラや作品を狙って似せる生成は避けるのが無難です。オリジナルの雰囲気を言葉で指定する(例:やさしい水彩風の動物)方が安全です。
Q5. 授業のスライドづくりにいちばんおすすめは?
A. Canva AI です。画像の生成からスライドへの配置、文字入れまで1画面で完結でき、日本語にも強いので、ほぼそのまま使えるクオリティに仕上がります。
まとめ:まずは日本語で頼める2つから
- プリントの挿絵なら Microsoft Designer、スライドまで作るなら Canva AI
- 配布・掲示に使うなら権利に配慮した Adobe Firefly
- たくさん作るなら Leonardo.Ai、画風研究なら Stable Diffusion
- どのツールでも「狙って似せない・使う場面を区別・校内ルール確認」は共通
まずは Microsoft Designer か Canva AI を1つ開いて、来週のプリントの挿絵を1枚作ってみるところから始めてみてください。
次に読むなら:
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- 先生向けのAIツール全体像は教員向けAIツール7選へ。







