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ペアレンタルコントロールの仕様・提供状況は更新が早いため、設定前に必ず公式ヘルプで最新の表示をご確認ください。
- 結論:まずこの3つを設定すれば、子どもに使わせる不安は大きく減らせます
- このガイドでできること
- ChatGPTペアレンタルコントロールでできること一覧(2026年6月時点)
- 前提:誰が、何歳から使えるのか(年齢制限)
- ステップ1:保護者アカウントと子どもアカウントを連携する
- ステップ2:サイレント時間(使えない時間帯)を決める
- ステップ3:音声・画像・メモリのオン/オフを切り替える
- ステップ4:会話をAIの学習に使わせない(モデル学習オプトアウト)
- ステップ5:センシティブなコンテンツの制限と安全通知を確認する
- 他社(Gemini)の同種機能との対応表
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:設定したら「一緒に使う」までがワンセット
結論:まずこの3つを設定すれば、子どもに使わせる不安は大きく減らせます
「子どもにChatGPTを使わせたいけれど、安全面が不安」という保護者の方は、まず保護者アカウントと子どもアカウントを連携(リンク)し、サイレント時間・メモリ・モデル学習の3つを設定するのがおすすめです。なぜなら、OpenAIが2025年に正式提供を始めたペアレンタルコントロールで、利用できる時間帯・データの扱い・不適切コンテンツの制限をまとめて管理できるからです。この記事では、初心者の保護者でも迷わないよう、連携手順から各設定の意味、年齢制限のルール、Geminiとの違いまでを番号付きで整理しました。
関連記事:ChatGPT と Gemini を子ども利用の視点で比較した記事もあわせてどうぞ。
このガイドでできること
- 保護者アカウントと10代の子どものアカウントを連携する
- サイレント時間(利用できない時間帯)を決める
- 音声モード・画像生成・メモリのオン/オフを切り替える
- 会話をAIの学習に使わせない設定にする
- 年齢制限(13歳未満は不可・13〜17歳は保護者の関与が前提)を理解する
- Geminiなど他社の同種機能との違いを把握する
ChatGPTペアレンタルコントロールでできること一覧(2026年6月時点)
まず全体像を表で確認しましょう。下表はOpenAI公式ヘルプの記載をもとにした一覧です。仕様は変わりやすいため、各項目は設定画面と公式ヘルプで最終確認してください。
| 機能 | できること | 初期設定の考え方 |
|---|---|---|
| アカウント連携 | 保護者と子ども(13歳以上)のアカウントを紐づけて管理 | すべての前提。最初に行う |
| サイレント時間 (Quiet hours) |
指定した時間帯はChatGPTを使えなくする | 夜間・就寝時間に設定 |
| 音声モード | 音声での会話のオン/オフ | 必要に応じてオフ |
| 画像生成 | 画像の作成・編集機能のオン/オフ | 不安ならオフから |
| メモリ | 会話内容の記憶のオン/オフ(オフで過去の記憶も削除) | プライバシー重視ならオフ |
| モデル学習 | 子どもの会話をAIの改善に使わせない | オフ(学習させない)推奨 |
| センシティブな コンテンツの制限 |
連携で自動的に追加保護。さらに強める/緩める調整も可 | 強めのまま維持を推奨 |
| 安全通知 | 深刻な自傷の懸念を検知した際に保護者へ通知 | 受け取り方法を設定 |
出典:Parental Controls on ChatGPT – FAQ(OpenAIヘルプセンター)、Introducing parental controls(OpenAI)
前提:誰が、何歳から使えるのか(年齢制限)
設定の前に、年齢のルールを押さえておきましょう。ここを誤解すると、そもそも子どもにアカウントを作れません。
- 13歳未満は利用不可。 OpenAI公式は、ChatGPTは13歳未満の子ども向けではないとしています。
- 13〜18歳は保護者の同意が前提。 公式は、13〜18歳の利用には保護者の同意を求めるとしています。
- ペアレンタルコントロールの連携も13歳以上から。 連携できる子どものアカウントは13歳以上が対象です。
- 年齢推定(age prediction)が導入されつつあります。 OpenAIは、アカウントが18歳未満かどうかを推定し、該当する場合は追加の安全設定を自動で適用する仕組みを段階的に展開しています。確認が必要な場合は第三者サービス(Persona)による年齢確認を求めることがあります。
小学生向けにIT教育を行う立場から補足すると、12歳以下のお子さんに使わせたい場合は、ChatGPTそのものではなく、保護者が同席して保護者アカウントで一緒に操作する形が現実的です。子ども単独のアカウントは作れない点に注意してください。
ステップ1:保護者アカウントと子どもアカウントを連携する
ペアレンタルコントロールは「連携(リンク)」がすべての出発点です。連携して初めて、時間帯やメモリなどの管理ができるようになります。手順は次のとおりです。
- 保護者がChatGPTを開き、プロフィールアイコンをタップする
- 「設定(Settings)」→「ペアレンタルコントロール(Parental controls)」を開く
- 「家族を追加(+ Add family member)」を選ぶ
- 子どもをメールアドレスまたは電話番号で招待する
- 子ども側が招待を承認すると連携が完了する
ステップ2:サイレント時間(使えない時間帯)を決める
夜ふかしや就寝中の利用を防ぎたいときに使うのがサイレント時間です。公式では「Quiet hours」と呼ばれます。
- ペアレンタルコントロールの設定で「サイレント時間(Quiet hours)」をオンにする
- 開始時刻と終了時刻を選ぶ
- 保存する
公式の説明では、設定できる時間帯は一度につき1つの時間枠です。たとえば「22時〜翌7時は使えない」のように、就寝時間に合わせて1枠を設定するのが基本になります。複数枠を細かく分けることは想定されていない点に注意してください。
ステップ3:音声・画像・メモリのオン/オフを切り替える
連携後は、機能ごとに使わせる・使わせないを切り替えられます。それぞれの意味は次のとおりです。
音声モード
オンにすると音声での会話ができ、オフにすると音声モードが使えなくなります。低学年のうちは文字でのやりとりに絞りたい、という方はオフが選択肢です。
画像生成
オンにすると画像の作成・編集ができ、オフにするとそれらのツールが無効になります。生成画像の内容が不安な場合は、まずオフから始めて、慣れてきたらオンにするのがおすすめです。
メモリ
メモリは、過去の会話内容をChatGPTが覚えておく機能です。オフにすると新しい記憶を保存せず、すでに保存されている記憶も30日以内に削除されると公式は説明しています。プライバシーを重視するなら、メモリはオフが無難です。
ステップ4:会話をAIの学習に使わせない(モデル学習オプトアウト)
「子どもの会話がAIの学習データに使われるのが不安」という声は多いです。ChatGPTには、これを止める設定があります。
- 公式の「モデルの改善に協力する(Improve the model for everyone)」という設定で、子どもの会話を将来のChatGPTの改善(学習)に使うかどうかを選べます。
- オフにすると、子どもの会話はモデルの改善に使われません。
データの扱いに不安がある場合は、この設定をオフにしておくと安心材料が一つ増えます。設定名や表示は変わることがあるため、見当たらないときは公式ヘルプで「Improve the model」関連の項目を確認してください。
ステップ5:センシティブなコンテンツの制限と安全通知を確認する
前述のとおり、アカウント連携をするとセンシティブなコンテンツの制限が自動で有効になります。設定画面では「センシティブなコンテンツを減らす(Reduce sensitive content)」のオン/オフを調整できます。基本は強め(オン)のまま維持するのがおすすめです。
あわせて、安全通知も確認しておきましょう。公式によると、システムと専門のレビュアーが深刻な自傷の懸念を示す可能性のある活動を検知した場合に、保護者へ通知が送られることがあります。受け取り方法はSMS・メール・プッシュ通知から選べます。これは万一のための仕組みなので、受け取れる状態にしておくと安心です。
他社(Gemini)の同種機能との対応表
ChatGPT以外も検討している方のために、Googleの「Gemini」と子ども向け管理機能を比べました。Geminiは13歳未満の管理を「Family Link」で行う点が大きな違いです。
| 項目 | ChatGPT(OpenAI) | Gemini(Google) |
|---|---|---|
| 13歳未満の利用 | 不可 | 保護者がFamily Linkで許可すれば、保護対象アカウントで利用可能 |
| 管理の仕組み | ChatGPT内のペアレンタルコントロールで連携・管理 | Family Link(13歳未満)/保護者による設定 |
| 利用時間の制限 | サイレント時間(1枠) | Family Linkの利用時間管理を併用 |
| 音声機能 | 音声モードをオフにできる | 13歳未満は「Hey Google」「Voice Match」が利用不可 |
| コンテンツ制限 | 連携で自動保護+調整可 | フィルタあり(公式も「完璧ではない」と明記) |
| 13歳到達時 | 13歳以上として連携・管理 | 保護者と本人にメール通知、本人がアカウント更新を選択 |
出典:お子様のGeminiアプリ体験をガイドする(Google For Familiesヘルプ)
どちらを選ぶか迷う場合は、教育現場向けのAIツール比較記事もあわせて検討材料にしてください。両社とも仕様の更新が早いため、最終判断の前に公式の表示で確認することをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1. 小学生(13歳未満)にChatGPTを使わせてもいいですか?
A. OpenAI公式は、ChatGPTは13歳未満向けではないとしています。子ども単独のアカウントは作れません。低学年のお子さんに触れさせたい場合は、保護者が同席して保護者アカウントで一緒に操作する形が現実的です。
Q2. 13〜17歳の子どもに使わせるとき、保護者の同意は必要ですか?
A. 公式は、13〜18歳の利用には保護者の同意を求めるとしています。ペアレンタルコントロールでの連携も13歳以上が対象です。
Q3. サイレント時間は複数の時間帯を設定できますか?
A. 公式の説明では、設定できるのは一度につき1つの時間枠です。就寝時間に合わせて1枠を設定するのが基本になります。
Q4. メモリをオフにすると、これまでの会話の記憶はどうなりますか?
A. 公式によると、オフにすると新しい記憶は保存されず、すでに保存されている記憶も30日以内に削除されます。
Q5. 子どもの会話がAIの学習に使われないようにできますか?
A. できます。「モデルの改善に協力する(Improve the model for everyone)」の設定をオフにすると、子どもの会話はモデルの改善に使われません。
Q6. ペアレンタルコントロールはスマホアプリでもパソコンでも使えますか?
A. 公式の案内ではアプリ(プロフィールアイコン→設定)からの操作が中心に説明されています。Web・iOS・Androidそれぞれでの提供状況や表示は更新されることがあるため、ご利用の端末の設定画面と公式ヘルプで最新状況を確認してください。
Q7. 設定すれば、不適切な内容に絶対触れませんか?
A. いいえ。フィルタや検知には限界があり、想定外の内容に触れる可能性はゼロではありません。設定はリスクを下げる手段であり、保護者が会話を一緒に振り返ることが安全につながります。
まとめ:設定したら「一緒に使う」までがワンセット
- まず連携:保護者アカウントと子ども(13歳以上)アカウントをリンクする
- 時間を区切る:サイレント時間で夜間・就寝中の利用を止める
- 機能を絞る:不安なら音声・画像生成・メモリをオフから始める
- データを守る:モデル学習をオフにして会話を学習に使わせない
- 見守りを残す:センシティブ制限を維持し、安全通知を受け取れる状態にする
次のアクションとして、まずはお手持ちの端末で「設定→ペアレンタルコントロール」を開き、連携とサイレント時間だけでも済ませてみてください。設定の意味を理解したうえで、最初の数回はお子さんと一緒に使うのが、いちばんの安全対策です。
もっと詳しく知りたい方へ
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※本記事は2026年6月1日時点の公式情報をもとに作成しています。仕様・提供状況は変更される場合があるため、設定前に公式ヘルプで最新の表示をご確認ください。
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