先生の教材づくりに使える無料AI画像ツール5選|プリント・スライド素材に

子ども・保護者・先生向け
先に結論
  • まず1つならChatGPT(無料プランでも画像生成が使える・日本語でそのまま頼める)
  • スライドまで仕上げるCanva AI(生成→配置→文字入れが1画面)
  • 権利に配慮して選ぶAdobe Firefly(権利がクリアな素材で学習・月25クレジット無料)
  • 商用利用の注意無料プランは商用条件が異なる。記事中の比較表で必ず確認

「プリントやスライドに、ちょうどいい挿絵がなくて困る」。教材づくりで先生が地味に時間を取られるのが、この画像さがしです。フリー素材を探し回るより、AIで「ほしい絵」をその場で作ってしまうほうが、結局早いことが増えてきました。

結論から言うと、教材づくりに使うならまずはChatGPTの画像生成からで十分です。無料プランでも使えて、日本語でそのまま頼めます。私自身、教材のイラストはChatGPTで作っています。

そのうえで、先生の教材・プリント・スライド素材づくりという目線から、無料で使えるAI画像ツールを5つ挙げます。

使う前に(最終確認:2026年8月21日)

ChatGPTの画像生成が無料プランでも使えることは、2026年8月20日にOpenAI公式ヘルプで確認しました(回数と速さに上限あり)。
それ以外のツールの無料枠・生成上限は2026年時点の目安です。数字は変わりやすいので、使う前に各サービスの公式ページで確認してください。

教材に使う画像は特定のキャラ・作家・ロゴ・商標を狙って似せないこと、配布・掲示・外部提出は校内ルールを確認することが前提です。著作権まわりの考え方は授業でAI画像を使っていい?先生のための著作権入門にまとめています。


先に結論:教材づくりならこの順で試す

  • まず1つなら → ChatGPT(無料プランでも画像生成が使える・日本語でそのまま頼める)★私が使っているのはこれです
  • スライドまで一気に仕上げたい → Canva AI(生成→配置→文字入れが1画面)
  • Microsoftアカウントで手早く → Microsoft Designer(日本語OK・挿絵向き)
  • 権利に配慮した設計で選びたい → Adobe Firefly(権利がクリアな素材で学習・月25クレジット無料)
  • 毎日たくさん作りたい → Leonardo.Ai(毎日150トークン付与)

迷ったらChatGPTからで十分です。すでにChatGPTを使っている先生なら、新しくアカウントを作る必要すらありません。


一覧比較表(教材づくり目線)

ツール 無料枠の目安 日本語プロンプト 教材での使いやすさ
ChatGPT(★私が使用) 無料プランで利用可(回数・速さに上限。2026年8月20日 公式確認) ◎ ◎ 会話の流れでそのまま頼める
Canva AI(Magic Media) 制限あり(枚数は公式確認) ◎ ◎ スライドに直接組める
Microsoft Designer 1日15ブースト(高速枠) ◯(日本語OK) ◎ 挿絵・アイキャッチ向き
Adobe Firefly 月25クレジット ◯ ◯ 権利に配慮した設計
Leonardo.Ai 毎日150トークン △(英語推奨) ◯ モデル選択が豊富
※ChatGPTの無料枠は2026年8月20日に公式で確認しました。ほかの4つは2026年時点の目安です。無料枠・条件は変わるため各公式で最新の確認を。

1. ChatGPT(私が実際に使っているのはこれです)

私の教材のイラストは、ほぼChatGPTで作っています。専用の画像ツールを別に開くのではなく、いつも文章を書かせているのと同じ画面で「こういう絵がほしい」と頼む形です。

画像生成は無料プランでも使えます(回数と速さに上限あり・OpenAI公式ヘルプで2026年8月20日確認)。有料プランに入っていなくても試せます。

教材での使いどころ:プリントの挿絵、スライドの表紙、季節のカット。日本語でそのまま頼めます。私がいちばん助かっているのは、「思っていたのと違う」ときにその場で言い直せることです。1回で理想の絵が出ることはほとんどありません。「もう少しやさしい雰囲気で」「線を細く」とやり取りを重ねていくと、自分のイメージに近いものが少しずつ出てくるようになります。やり取りを積み重ねられるのが、会話型の強みです。

人物や著名キャラの生成規制は厳しめなので、そこは狙わない前提で使ってください。

公式:ChatGPT


2. Canva AI(Magic Media)

デザインツールCanvaに組み込まれた画像生成機能です。最大の強みは、生成した画像をそのままCanvaの編集画面に置いて、文字やレイアウトを重ねて1枚のスライド・プリントに仕上げられることです。

「画像だけできても、結局スライドやプリントに置く作業が残る」——先生の教材づくりでは、この手間が必ず起きます。生成から配置・文字入れまでが1画面で終わる設計は、そこに真正面から効きます。日本語のUI・日本語の指示に強いのも先生向きです。

私の授業スライドはGoogleスライドで作っているので、Canvaの出番はほとんどありません。無料枠があるので、来週のプリント1枚を作ってみて判断するのがいちばん早いです。

公式:Canva(無料枠・商用範囲は公式のAI Product Termsで確認)


3. Microsoft Designer(旧Bing Image Creator)

Microsoftが提供するDALL·E系の画像生成サービスです。旧「Bing Image Creator」はMicrosoft DesignerおよびCopilotに統合されました。Microsoftアカウントさえあれば使え、日本語の指示に対応します。「1日15ブースト」の高速生成枠が無料で付き、使い切っても低速で生成は続けられます(2026年時点の目安)。

出番があるのは:学校のICT環境がMicrosoft中心で、すでにMicrosoftアカウントを持っている場合です。新しくアカウントを作らずに始められます。人物や著名キャラの生成規制は厳しめです。

公式:Microsoft Designer


4. Adobe Firefly

Adobeの画像生成。学習データを権利がクリアな素材に限定していることを公式に打ち出しているのが特徴です。Adobe IDがあれば月25クレジットで試せます。ただし権利侵害時のIP補償は有料プラン向けで、無料枠は補償の対象外です。

教材での使いどころ:配布物や学校の外に出す可能性がある画像で、素材の出どころを気にしたいときの選択肢。無料枠は月25クレジットと少なめなので、常用より「ここぞ」の場面向きです。

公式:Adobe Firefly


5. Leonardo.Ai

イラスト・コンセプトアートで知られる生成プラットフォーム。毎日150トークンが無料で付与され、その範囲でいろいろなモデルを選んで生成できます。標準サイズなら1日あたり相当数を作れるため、たくさん試したい人向きです。

教材での使いどころ:イラスト系の素材をまとめて作りたいとき。ただしUIは英語中心で、無料プランは生成画像が公開扱いになるなど権利の扱いは公式で要確認。日本語で手軽に、という先生には上の3つのほうが向いています。

公式:Leonardo.Ai


教材の用途別・おすすめ早見表

やりたいこと おすすめ 理由
プリントの挿絵 ChatGPT(★私が使用) 無料プランでも使える・言い直しながら近づけられる
スライドをまるごと作る Canva AI 生成〜配置〜文字入れが1画面
Microsoftアカウントで始めたい Microsoft Designer 新しくアカウントを作らずに済む
配布・掲示に使う画像 Adobe Firefly 権利に配慮した設計
イラスト素材をたくさん Leonardo.Ai 毎日150トークン付与

よくある質問(FAQ)

Q1. 本当に無料で使い続けられますか?
A. 生成上限の範囲内なら無料で続けられます。ChatGPTは無料プランでも画像生成が使えます(回数と速さに上限あり・2026年8月20日 公式確認)。毎日たくさん作るなら、毎日150トークンが付与される Leonardo.Ai が続けやすいです。日常の教材づくりの量なら、無料枠でおおむね足ります。

Q2. 作った画像はプリントで配ったり、学校HPに載せたりしていいですか?
A. 授業で見せるだけのときと、配布・掲示・外部提出とでは扱いが変わり得ます。使うツールの規約を確認し、配布・掲載する場合は校内の情報管理ルール・管理職に確認してから使ってください。考え方は著作権入門の記事にまとめています。

Q3. 日本語で指示しても大丈夫ですか?
A. ChatGPT・Canva AI・Microsoft Designer・Adobe Firefly は日本語での指示に対応します。私はChatGPTに日本語でそのまま頼んでいて、困ったことはありません。Leonardo.Ai は英語のほうが意図を汲みやすいので、翻訳ツールで英訳する一手間が有効です。

Q4. 子どもに人気のキャラを教材に描かせてもいいですか?
A. 特定のキャラや作品を狙って似せる生成は避けるのが無難です。オリジナルの雰囲気を言葉で指定する(例:やさしい水彩風の動物)方が安全です。

Q5. 授業のスライドづくりにいちばんおすすめは?
A. 画像づくりからスライドの仕上げまでを1つで済ませたいなら Canva AI です。生成・配置・文字入れが1画面で終わります。
参考までに私自身のやり方を書くと、スライドはGoogleスライドで作り、必要な挿絵だけをChatGPTで作って貼るという分け方をしています。1つのツールで完結させるより、慣れた道具を組み合わせるほうが早い場合もあります。

Q6. 5つのうち、けい先生が実際に使っているのはどれですか?
A. ChatGPTだけです。Canvaは少し触ったことがありますが、いまはほとんど使っていません。Microsoft Designer・Adobe Firefly・Leonardo.Ai は使ったことがありません。


まとめ:まずはChatGPTで1枚作ってみる

  • プリントの挿絵なら ChatGPT(無料プランでも使える。私が使っているのもこれです)
  • スライドまで1画面で仕上げるなら Canva AI
  • Microsoftアカウントで始めたいなら Microsoft Designer
  • 配布・掲示に使うなら権利に配慮した Adobe Firefly、たくさん作るなら Leonardo.Ai
  • どのツールでも「狙って似せない・使う場面を区別・校内ルール確認」は共通です

まずはChatGPTを開いて、来週のプリントの挿絵を1枚頼んでみてください。1回で理想どおりにはなりません。2回、3回と言い直すのが前提だと思って始めると、うまくいきます。

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けい先生
この記事を書いた人
けい先生
現役の小学校の先生

小学校で子どもたちに教えながら、家庭や授業でのAIのつかい方をわかりやすく紹介しています。

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