最終更新日:2026年7月10日/本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。詳細はこちら
小学生プログラミング教室の費用・月謝はいくら?相場一覧と「高い」を回避する現役講師のコスパ判断
小学生のプログラミング教室の月謝は、月6,000〜20,000円が中心の相場です(コエテコ・スタープログラミングスクール・2026-07-10確認)。ただし月謝だけ見ると判断を誤ります。入会金と教材費を足した年額でみると、初年度は10万〜30万円になる教室が多い(IT寺子屋・2026-07-10確認)。だからこそ「月いくら」ではなく「年でいくら払って、その値段ぶんの価値がわが子に返ってくるか」で決めるのがいちばん失敗しません。この記事では、費用の内訳・通学とオンラインの差・年額の計算例・「高い」と感じたときの見直し方を、小学生にIT教育を教えている現役講師の視点でまとめます。
先に教室選びの全体像を知りたい方はプログラミング教室の選び方もあわせてどうぞ。
結論:相場は月6,000〜20,000円、年額なら10万〜30万円で考える
いちばん多い価格帯を先にお伝えします。週1回・月4回の通学教室で月7,000〜18,000円というのが、複数の比較サイトで共通するレンジです(コエテコほか教室比較サイト・2026-07-10確認)。月2回コースならもう少し下がって6,000〜12,000円あたり。
ただ、月謝の数字だけを見て「高い・安い」を決めると、あとで入会金や教材費に驚くことになります。年額でざっくり10万〜30万円。この幅のどこに着地するかは、月謝そのものより「ロボット教材を買うかどうか」で大きく動きます。まずはこの年額のレンジを頭に入れてください。
こんな家庭は「相場内」でおさまりやすい
Scratchやマイクラなど、パソコン画面の中で完結するコース(ロボットキットの購入がない)を、月2〜4回で通う。この形なら年額10万〜15万円前後に収まりやすく、相場の下〜真ん中です。逆にロボット系や個別指導は上振れします。理由は次章の内訳で説明します。
何にいくらかかる?費用の内訳を4つに分解する
教室のパンフレットは月謝を大きく載せますが、実際に財布から出るお金は4種類あります。ここを分けて見ると「思ったより高い」の正体がわかります。
1. 月謝(授業料)
毎月かかる本体。月4回で7,000〜18,000円、月2回で6,000〜12,000円が目安です(コエテコ・2026-07-10確認)。同じ「月4回」でも、Scratch系より、ロボットや個別指導のほうが高くなります。
2. 入会金
初回だけの費用。5,000〜15,000円で、10,000円に設定している教室が比較的多い(コエテコ・スタープログラミングスクール・2026-07-10確認)。教室によっては20,000円台になることもあります(IT寺子屋は入会金相場を10,000〜33,000円と公表・2026-07-10確認)。キャンペーンで無料になることもあるので、体験のときに必ず確認してください。
3. 教材費
ここが総額を最も大きく左右します。テキスト代だけなら年5,000〜20,000円ほど。ところがロボットキットを買い取るタイプだと30,000〜80,000円が一括でかかります(IT寺子屋・2026-07-10確認)。「月謝は安いのに初年度が高い」という教室は、たいていこの教材費が理由です。
4. パソコン・その他
多くの教室はパソコンやタブレットを貸してくれるので、入会時に必ず買う必要はありません(スタープログラミングスクール・2026-07-10確認)。ただし自宅で復習させたいなら家庭用の1台があると安心です。ほかに施設費・システム利用料が月500〜2,000円かかる教室もあります(IT寺子屋・2026-07-10確認)。
通学とオンライン、費用はどれくらい違う?
同じプログラミングでも、通学かオンラインかで月謝が変わります。オンライン専門の教室は月5,000〜10,000円が目安で、通学より低めに出やすい(IT寺子屋・2026-07-10確認)。教室の家賃や設備の分が乗らないためです。
ではオンラインが正解かというと、そう単純でもありません。わが家がどちらに向くかは、次の基準で分かれます。
オンラインが向く家庭:近くに教室がない、送迎の時間が取れない、まず費用を抑えて反応を見たい。子どもがある程度ひとりで画面と向き合える年齢(高学年)だと相性がいい。
通学が向く家庭:低学年でまだ操作のフォローが要る、友だちと一緒だと集中できるタイプ、家だとだらけてしまう。講師が横についてすぐ手を貸せる環境が効きます。
オンライン講師として子どもたちにIT系の授業をしている立場から言うと、画面越しは「集中して自分でどんどん進める子」には驚くほど伸びる一方、つまずいたときに講師が画面を直接触れないもどかしさもあります。低学年で機械の操作にまだ不安がある場合は、最初だけ通学、慣れたらオンラインという乗り換えも現実的です。
年額シミュレーション:月謝×12+入会金+教材費で見る
ここからは、確認できた相場を使った計算例です。特定の教室の金額ではなく、「この条件ならこのくらい」という目安として読んでください。前提は初年度(入会金がかかる年)で計算しています。
例A:Scratch系・通学・月4回(標準ケース)
月謝12,000円×12ヶ月=144,000円。これに入会金10,000円、テキスト教材費が年15,000円を足すと、初年度は約169,000円。2年目以降は入会金が消えるので約159,000円になります。相場のちょうど真ん中あたりです。
例B:オンライン・月謝7,000円(費用重視ケース)
7,000円×12ヶ月=84,000円。入会金10,000円、教材費が年10,000円を足して初年度約104,000円。「まず10万円前後で試したい」という家庭のイメージに近い数字です。
例C:ロボット系・月4回(教材費が乗るケース)
月謝18,000円×12ヶ月=216,000円。入会金10,000円に加え、ロボットキット購入50,000円が初年度にかかると、合計約276,000円。月謝だけ見ると例Aと6,000円差ですが、年額では10万円以上ひらきます。ここが「月謝で選ぶと危ない」理由です。
いずれの計算例も、初年度10万〜30万円という幅の中に収まります。特定の教室の金額ではないので、気になる教室が見つかったら、この考え方(月謝×12+入会金+教材費)で見積もってみてください。
「高い」と感じたときの3つの見直し
年額を出してみて「うちには重いな」と感じたら、やめる前に次の3つを試してください。金額を下げる順に並べています。
1. まず無料アプリで「そもそも向いているか」を確かめる
いちばん確実なのは、入会前に0円で試すことです。ScratchやViscuitなど、家庭で無料で使えるアプリで子どもの食いつきを見てから決めれば、「高いお金を払ったのに1ヶ月で飽きた」を避けられます。具体的なアプリは無料のプログラミングアプリでまず試す方法にまとめました。ここで夢中になったら、その先を教室に投資すればいい。順番が逆だと後悔しやすいです。
2. 回数を月4回から月2回に落とす
週1回が当たり前に見えますが、月2回コースを用意している教室もあります。月4回7,000〜18,000円が、月2回なら6,000〜12,000円へ下がる(コエテコ・2026-07-10確認)。低学年で1回の集中が続かないうちは、回数を減らして家庭学習で補うほうが定着することもあります。
3. 教材費の安いコースを選ぶ
総額を最も動かすのは教材費でした。ロボットキットの買い取りがあるコースを、Scratchなどソフト中心のコースに変えるだけで、初年度が数万円軽くなります。「ロボットに触らせたいか」は家庭の希望次第。まだ決めきれないなら、教材費のかからないコースから始めるのが無難です。
現役講師が考える「払う価値がある」の線引き
ここは数字ではなく、教える側としての考え方です。同じ月15,000円でも、価値が返ってくる教室とそうでない教室があります。わたしが親なら、次の3点で判断します。
その子に合わせて関わってくれるか。一斉に同じ課題をやらせるだけなら、正直、無料アプリと家庭のフォローでも近いことはできます。お金を払う意味が出るのは、講師がその子のつまずきを見て声のかけ方や課題を変えてくれるとき。子ども一人ひとりの得意・苦手に合わせて関わってもらえるかは、体験のときに講師の様子をよく見てください。
「できた」を引き出してくれるか。子どもが伸びる瞬間は、たいてい本人が「できた」「わかった」と声に出したときです。授業で子どもがその表情になっているか、講師がそれを一緒に喜んでいるか。ここが弱い教室は、月謝が安くても続きません。
間違えても大丈夫な空気があるか。プログラミングは失敗して直しての連続です。間違いを責める空気だと、子どもは手を止めます。安心して試せる場になっているか。これは料金表には載らない、でも一番効く要素だと思っています。
逆に言うと、この3つが揃っていない教室に月2万円払うより、無料アプリで基礎を触りつつ家庭で見てあげるほうが、その子には合うこともあります。「高い」の答えは金額ではなく、払った額に価値が返ってくるかどうか。判断の軸はシンプルで、その子が楽しく学べて、少しでも身についているか。そして教室のブランドや知名度ではなく、そこでその子が学びたい内容を学べるか。ここに納得できるなら、その月謝は「高い」ではなくなります。そこは各家庭の価値観で決めていい部分です。
本記事にはアフィリエイトリンクが含まれています。詳細はこちら
料金の目安 比較表
執筆時点(2026-07-10)に各サイトで確認できた相場の目安です。実際の金額は教室・コースで変わるため、入会前に必ず公式サイトと体験で確認してください。出典の各ページは表の下にまとめています。
| 費用の種類 | 相場の目安 | 出典(2026-07-10確認) |
|---|---|---|
| 月謝(月4回・通学) | 7,000〜18,000円 | コエテコ |
| 月謝(月2回・通学) | 6,000〜12,000円 | コエテコ |
| 月謝(オンライン専門) | 5,000〜10,000円 | IT寺子屋 |
| 入会金 | 5,000〜15,000円(10,000円が多い) | コエテコ/スタープログラミングスクール |
| 教材費(テキスト系) | 年5,000〜20,000円 | IT寺子屋 |
| 教材費(ロボット購入) | 30,000〜80,000円 | IT寺子屋 |
| 施設費・システム利用料 | 月500〜2,000円 | IT寺子屋 |
| 初年度の総額 | 10万〜30万円 | IT寺子屋 |
出典(すべて2026-07-10確認):
・コエテコ「子ども向けプログラミング教室の料金まとめ|入会金・教材費・授業料の相場を徹底解説」https://coeteco.jp/articles/10385
・スタープログラミングスクール「プログラミング教室の月謝の相場って?パソコンは必要?」https://www.star-programming-school.com/article/lesson-market/
・IT寺子屋「プログラミング教室の料金はいくら? 小学生向け費用の全てを徹底解説」https://hanamigawa-it.tech/price/
※金額は各サイトが公表する相場の目安です。実際の料金は教室・コースにより異なります。
よくある質問(FAQ)
小学生のプログラミング教室の月謝はいくらが相場ですか?
週1回・月4回で7,000〜18,000円が中心です(コエテコ・2026-07-10確認)。月2回コースなら6,000〜12,000円、オンライン専門なら5,000〜10,000円が目安です。ロボット系や個別指導はこれより高くなります。
月謝以外にどんな費用がかかりますか?
入会金(5,000〜15,000円)、教材費(テキストなら年5,000〜20,000円、ロボット購入なら30,000〜80,000円)、施設費・システム利用料(月500〜2,000円)などがかかります(コエテコ・IT寺子屋・2026-07-10確認)。月謝だけで判断せず、年額で見てください。
初年度は総額でいくらくらいかかりますか?
コースにもよりますが、初年度は10万〜30万円が目安です(IT寺子屋・2026-07-10確認)。Scratch系の通学・月4回なら年17万円前後、オンラインなら10万円前後、ロボット系だと25万円を超える計算例になります。
通学とオンライン、どちらが安いですか?
一般的にはオンラインのほうが低めです。オンライン専門は月5,000〜10,000円が目安(IT寺子屋・2026-07-10確認)。教室の設備費が乗らないためです。ただし低学年で操作のフォローが要る子は、通学のほうが向く場合があります。
パソコンは購入しないといけませんか?
多くの教室が貸し出してくれるため、入会時の購入は必須ではありません(スタープログラミングスクール・2026-07-10確認)。ただし自宅で復習させたい場合は、家庭用の1台があると安心です。
「高い」と感じたらどうすればいいですか?
入会前に無料アプリで向き不向きを確かめる、回数を月4回から月2回に減らす、ロボット教材のないコースを選ぶ、の3つで負担を下げられます。特にまず無料で試すのが、ムダな支払いを避ける一番確実な方法です。
月謝が安い教室を選べば失敗しませんか?
金額だけでは決められません。その子に合わせて関わってくれるか、「できた」を引き出してくれるか、間違えても大丈夫な空気があるか。この3点が揃っていれば、多少高くても価値が返ってきます。逆に揃っていなければ、安くても続きにくいです。
まとめ:年額と「価値が返るか」で決める
- 月謝の相場は月6,000〜20,000円。ただし判断は月謝ではなく年額で。
- 年額は入会金+教材費込みで初年度10万〜30万円。総額を動かすのは教材費。
- 費用を抑えたいならオンライン・月2回・教材費の安いコースが効く。
- 「高い」を回避する一番の近道は、入会前に無料アプリで向き不向きを試すこと。
- 払う価値の線引きは、その子に合わせてくれるか・「できた」を引き出すか・安心して間違えられるか。
次の一歩は、いきなり入会せず、まず0円で子どもの反応を見ることです。無料のプログラミングアプリでまず試す方法で試し、夢中になったら教室を検討する。順番を守るだけで「高い買い物だった」を避けられます。教室選びの基準はプログラミング教室の選び方にまとめています。
小学生向けにプログラミングやAIの授業をしているオンラインスクールの実績も紹介しています。
次に読むなら:
- 月謝をかける前に、まずAIそのものを無料で試したい方は小学生向け教育AIツール比較6選へ。無料〜低額で始められるツールを一覧で確認できます。
- 家庭での安全なAIの使い方を知りたい方は家庭で使うAI活用ガイドへ。
子どものAI、迷ったらまず先生の記事から。
現役講師が運営する比較メディアが、あなたの目的に合ったAIツールを案内します。








