この記事のポイント
- 対象ChatGPT・Claude を授業準備や所見、保護者対応で使いたい小中高の先生
- 収録数7カテゴリ×50プロンプト(コピペで即使える)
- 大前提児童生徒の個人情報・成績の元データを入力しない。校内ルール・自治体ガイドラインを最優先
- 使い分け長文整理=Claude Pro、定型文や言い回し調整=ChatGPT Plus、教材PDF読み込み=NotebookLM
「AIを使ってみたいけど、何を打てばいいのかわからない」という先生のために、現役非常勤講師が教員業務を踏まえて整理した、実務で使いやすいプロンプトを50本まとめました。すべて個人情報を入れない前提で書いてあるので、コピペしてそのまま試せます。前提となるツール選びは 教員向けAIツール7選 を、所見特化の詳細は 通知表・所見作成を助けるAI活用例 をあわせて読んでください。
⚠ 使う前の3原則
(1) 児童生徒の個人情報・成績の元データはAIに入れない(氏名→「Aさん」など匿名記号に置換/成績は分布だけ伝える)。
(2) 評価そのものはAIに丸投げしない(教員の判断が必須)。
(3) 校内・自治体のAI利用ガイドラインを最優先(文部科学省ガイドラインも参照)。
(1) 児童生徒の個人情報・成績の元データはAIに入れない(氏名→「Aさん」など匿名記号に置換/成績は分布だけ伝える)。
(2) 評価そのものはAIに丸投げしない(教員の判断が必須)。
(3) 校内・自治体のAI利用ガイドラインを最優先(文部科学省ガイドラインも参照)。
カテゴリ1:授業準備(10プロンプト)
- 「【単元名】の45分授業の流れを、導入5分・展開30分・まとめ10分で組み立てて」
- 「【単元名】の発問例を5つ、子どもが答えやすい順に並べて」
- 「【単元名】の導入で使える小ネタを3つ、難易度別に」
- 「【単元名】を子どもに身近な例えで説明するなら?候補を3つ」
- 「【単元名】の板書計画を、黒板を3分割した想定で文字情報だけで書いて」
- 「【単元名】でつまずきやすいポイントを5つ、過去の典型誤答とセットで」
- 「【単元名】の補助プリント問題を10問、難易度を★1〜3で示して」
- 「【単元名】の理解度を測る3問テストを、選択式・記述式・思考問題で1問ずつ」
- 「【単元名】を学習する子どもへの『ゴールイメージ』を200字で」
- 「【単元名】の振り返りシートの問いを5つ、メタ認知を促す形で」
カテゴリ2:教材作成(10プロンプト)
- 「【教科・学年】の漢字練習プリント案:新出漢字10字を熟語と短文で」
- 「【教科・学年】の音読課題用に、200字程度の文章を3パターン」
- 「【テーマ】を題材にしたグループワークの台本を、班員4人の役割付きで」
- 「【単元名】の自学ノートのテーマ案を10個、難易度別で」
- 「【テーマ】の調べ学習で参考になりそうな観点を5つ、子ども目線で」
- 「【教科】の小テスト10問を、正答と簡潔な解説とセットで」
- 「【単元名】を理解する補助教材として、図解で説明するなら何の図が向くか3案」
- 「【学年】向けの読書感想文テンプレを、構成4段+書き出し例3つで」
- 「【単元名】に出てくる用語10個を、子ども向けに1行で言い換えて」
- 「【教科・単元】の宿題プリントの解答例と、よくある誤答の解説を併記して」
カテゴリ3:所見・通知表補助(8プロンプト)
※すべて児童名は「Aさん」「Bさん」など匿名記号に置換してから入力してください。詳しい運用は 通知表・所見作成記事 を参照。
- 「次の所見下書きを、敬体で統一しつつ表現を整えて:『(下書き)』」
- 「『Aさんは漢字テストで継続的に努力した』を、丁寧な所見文に3パターン」
- 「次の文の重複表現を整えて:『(下書き)』」
- 「『努力』『協力』『積極性』を、所見で使いやすい言い換えを各5つ」
- 「次の所見下書きを、保護者が読んで前向きになれる語感に:『(下書き)』」
- 「3年生向けの所見の書き方ガイドライン例を、文科省ガイドラインに沿った範囲で5項目」
- 「次の所見下書きを80字以内に要約:『(下書き)』」
- 「『苦手が多いが頑張っている』生徒像の所見表現を、肯定的に3パターン」
カテゴリ4:保護者文・連絡文(7プロンプト)
- 「学級通信の冒頭文を、季節の話題から始めて200字で」
- 「学習発表会のお知らせ文を、丁寧体・保護者向けで300字」
- 「個別懇談の日程調整メールの定型文を、選択肢付きで」
- 「忘れ物が続く子の保護者連絡を、責めずに状況共有する文に」
- 「校外学習の持ち物連絡を、箇条書きで読みやすく」
- 「PTA行事の案内を、参加負担を感じさせない言い回しで200字」
- 「クラス通信の月末号の構成案を5項目で(先月の振り返り・来月の予定など)」
カテゴリ5:校務・会議整理(5プロンプト)
- 「次の会議メモを箇条書きで要点5つに要約:『(メモ)』(個人情報なし)」
- 「次の打合せ議事メモから、TODOを担当者・期限つきで抽出:『(メモ)』」
- 「行事の振り返り会議の進行台本を15分で」
- 「次の長文の校内文書を、3行サマリ+詳細5行で:『(文書)』」
- 「次年度の校務分掌希望アンケート設問例を10問」
カテゴリ6:特別支援・個別最適(5プロンプト)
- 「集中が続きにくい子に向く、15分単位の学習タスク例を5つ」
- 「視覚優位の子向けに、図解中心で説明するアイデアを5つ」
- 「読み書きに困難がある子向けの音読支援アイデアを5つ」
- 「個別の指導計画の『手立て』欄の例文を5パターン」
- 「学習が早く終わった子向けの発展課題例を、思考型で5つ」
カテゴリ7:アイデア出し・行事(5プロンプト)
- 「学級活動の議題候補を10個、季節に合わせて」
- 「学級集会のレクリエーション案を5つ、用意物が少ない順に」
- 「お別れ会のプログラム案を3パターン、所要時間別で」
- 「学年通信のキャッチコピー候補を10個」
- 「掲示物のテーマを、各月ごとに1つずつ12個」
AIに任せてよいこと / だめなこと(まとめ)
| 任せてよいこと | 任せてはいけないこと |
|---|---|
| 文章のリライト・トーン統一・敬体常体の変換 | 児童生徒の氏名・成績・所見元データをそのまま入力 |
| 定型文のバリエーション生成 | 事実に基づかない所見の自動生成 |
| 長文の要点整理・3行サマリ化 | 最終確認なしの「コピペ提出」 |
| 表記ゆれ・誤字チェック | 校内ガイドラインを超えるツール使用 |
| 授業準備のアイデア発散 | 子ども固有の事情を含む判断(評価・進路) |
まとめ:プロンプト集は「下書き支援」、最終仕上げは必ず人の手で
- 50プロンプトはすべて個人情報を入れない前提。匿名記号への置換は必ず実施
- 長文整理は Claude Pro、定型文は ChatGPT Plus、教材PDFは NotebookLM の使い分けが効率的
- AIは下書き整理の補助にとどめ、最終確認は必ず教員が行う
- 校内・自治体のAI利用ガイドラインを最優先(文部科学省ガイドライン)
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